列車衝突を防ぐための担保をどう取る? 「信号設備」と「人の手」の二段構え
2024(令和6)年5月11~12日、東京メトロ東西線で、非常に珍しい光景が見られました。 東西線では線路切替工事のため、一部区間が終日運休になりました。その関係で西葛西~葛西駅間では、複線のうち、片側の線路だけを使った折り返しピストン輸送が行われたのです。 通常 今回のケース。葛西→西葛西の列車は「逆線運転」を行なった これと同じような扱いが、3月に名古屋鉄道でも見られました。中部国際空港~常滑駅間で、故障で動けなくなった車両が片線を塞いでしまったため、もう片線を使ってのピストン輸送をしたのです。 通常 3月のケース。中部国際空港→常滑の列車は「逆線運転」を行なった まあ東京メトロの方は、工…
2024/05/19 09:56