こだま型全盛期の編成を走らせてライトユニットの進化を実感した
こだま型全盛期の編成。そのライトユニットは豆球のものから、実感的な色合いのLED仕様のものまでさまざま。2001年1月購入の品番92067の72系。豆球仕様です。パワーパックの出力は半分くらいでスケールの最高速度が出る出力。よく見ると光っているのが判るくらいの明るさ。Nゲージのライトが点灯するようになっても、不満が残っていた点でした。 しかし72系は、先日全金車セットが発売されたばかりで当然LED仕様。調べてみたら0719のライトユニットがぴったり。難なくLED化できました。クモハ73近代化改造車の行先表示窓を蛍光灯色にするため、プリズムをクリアブルーで塗りました。最初、はっきり青と判るように塗ったら、色味も期待感も真っ青。薄く一塗りで写真の色合いになりました。 マイクロの70系電車は、2009年8月の入線。映像にしてみて驚いたのですが、実際の色を表現できていません。映像では白色LEDに見えますが、実際は緑がかかっております。それに、前照灯より運行窓のほうが明るく光るというナンセンス。手の加え甲斐のある部分です。 マイクロの80系は、2009年7月の入線。70系と同じような色合いですが、肉眼では80系のほうが白い。運行窓が明るすぎるのも同様です。 マイクロの153系非冷房車は、2008年の発売。豆球仕様です。LEDに交換しますが、その前にライトレンズが小さくて、シールドビームみたいに見えます。LEDにするだけでは済まない。 KATOの157系。2003年発売のお召電車編成のクモハです。 まっとうな電球色に見えるのですが、肉眼ではオレンジ色。LEDを交換すれば、肉眼でもこのように見えるようになるでしょう。 レジェンドコレクションの151系。2006年12月の製品。 こちらは画像でも、ヘッドライトが緑がかっているのが判ります。ぜひとも電球色にしたい。 これらの編成の中では最新の155系。2016年4月の製品。 普通に電球色に見えます。こちらは文句なし。 このように見ますと、LED導入はおおむね2000年ころから始まり、オレンジや緑色のLEDを脱却したのが2010年代といったところでしょうか。 LEDが進化してくるとその途上で生産された製品の陳腐さが気になります。少しずつ最新のLEDに交換していき...